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虫になりたい
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    お久しぶりです、永沢地球です。



    度重なる筋トレのおかげでこのところ体が軽く、羽が生えたような感じがします。 


    そう、当座組は稽古前に必ず筋トレをしていて、とても健康的な状態で演技の修練に臨めています。メニューは腕立て伏せ、スクワット、腹筋、背筋、体幹トレーニング……等々。1日に2〜3種類ずつ消化しています。


    芝居に筋肉は大いに必要です。せっかく役を纏った身体を板の上に乗せて見せるのだから、したい動きが出来る身体でないと勿体ないというか、役者としては不十分だなあと考えてしまいますね。特に自分には背筋が足らない。


    今朝、電車の中で小さなバッタに出会いました。緑の彼(彼女?)はとてもすばしっこくて、あの細い脚でとんでもない跳躍力を発揮します。そんな様子をヒヤヒヤしながら眺めていたら、自分の目線と同じくらいの高さまで跳び、扉に張り付きました。しかし電車はもうすぐ次の駅、このまま扉が開いてしまったら戸袋に吸い込まれ……嫌な想像をしてしまい、「早くそこから退いてくれ!」と焦りながら祈るばかり。その思いも虚しく、そのまま駅に着いた電車は扉を開きました。「そんな……」と軽い絶望を感じながら降りる駅でないホームの先を眺めていたら、やがて扉が閉まりました。


    「あっ!」


    そう、緑の彼は健在でした。かなり小さな身体だったので、隙間に身体が引っ掛かることもなかったのでしょう。


    悔しい話ですが、この小さなバッタにものすごく魅せられてしまっていました。その身体を存分に使って視線を惹き付けては、戸袋へハケる。まるで舞台役者のような彼の様子を3駅分眺めておりました。こんな役者になりたいなあ、なんて眠たいことを思いながら、胸に詰まるものも感じつつ電車を降りるのも惜しまれました。


    それから我が二劇の演目にも、去年上演されたバッタが登場するものがあったことが思い出されました。自分の理想が、まさにこの「バッタ」にあるのではないか……?でもわれわれ人間は虫の身体を手に入れることはできません。だからこそ、芝居人の資本として筋肉を得ることはそれだけ必要なのだという思いを強くした一件でした。


    今回の公演に際して自分は、バッタの君ほどではないにしても、様々なシチュエーションを「飛び回る」役回りとなっております。そういった役者たちの、息づいて躍動する「肉体」をこそ、感じていただきたいです。当日劇場にて、お待ちしております!



    永沢地球@外気と教室の気温差でくしゃみが出まくる


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    中大二劇2018年度秋公演

    『missing beatz』

    脚本 清水楓子/演出 稲葉葉二

    *日時

    11月15日(木)18:00

    11月16日(金)17:00

    11月17日(土)13:00/18:00

    11月18日(日)12:30/16:00

    *会場

    シアターバビロンの流れのほとりにて

    *料金

    前売り500円/当日700円

    *ご予約

    https://ticket.corich.jp/apply/95314/010/

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