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僕のきのこの話
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    こんにちは!杉本ナイキです。
    連日となってしまい申し訳ありません。僕以外のブログも読みたいことと思います。僕もそう思います。でも僕が書きます。
    これが社会です。

    これが社会なんだなぁ。

    しみじみそう思います。


    さて、突然ですが、僕はきのこが大好きです。
    特にまいたけが好きです。
    フワッと広がった傘が上品な香りを引き立てます。
    まいたけ以外もたくさん食べます。しいたけ、しめじ、えりんぎ…
    えのきだけはちょっとお気に入り度下がりますね。嫌いじゃないんですが、香りが強い方が好みです。

    そんなきのこ好きの僕ですが、僕の中でもちょっと位置付けに困るきのこがあります。

    まつたけです。

    香りは確かにある。上品なんだけど、なんだろうこの感じ。なんか物足りない。

    この理由は、杉本の幼少時代まで遡ります。

    小さな頃からきのこが大好きだった僕は(小さい頃はしいたけの方が好きでした。)、食卓に新しくのぼるきのこに胸を高鳴らせていました。
    そうなれば憧れとなるのがそう、まつたけ。

    「いつかまつたけを食べてみたい!」
    ドラえもんもクレヨンしんちゃんもケロロ軍曹も、皆舌鼓を打ってまつたけを楽しんでいました。
    未知のまつたけは僕の夢膨らませ、「まつたけたべたら」なんて曲を作曲させたほどです。ジャンルはパンクだった気がします。シャウトに次ぐシャウトでした。

    そんな僕に、ある転機が訪れます。

    「え?ほら、これがまつたけ。」
    確か三和のショッピングセンターの和食屋さんだった気がします。僕はひとりほっけにご満悦で、今日買った花火に胸を高鳴らせているところでした。そこに父が、土瓶蒸しを差し出してこんなことを言ったのです。

    「たべる?」

    思考が止まります。当たり前です。まつたけですよ?まつたけて、ほら八百屋で一万円で売ってるやつだよドラえもんで見たよ。僕は子供なのに。子供に一万円をあげるもんじゃない。その事はお年玉でよく知っていました。級友のはるきがマリオカートDSを内緒で買って怒られているのを遠目で見ていたのですから。

    しかしそこは子供といえど野生の勘が働きます。
    「これを逃したら一生食べられないのでは?」

    実際はそんなことはないのですけど。

    とにかくその時のまつたけは僕にとっては一生に一度のまつたけだったので、一気に焦ります。最善手は…

    「いいの!?」

    とりあえず肯定。わくわくしてる感をにじませることで子供らしさも忘れません。実際わくわくするはずの場面だったのですが、その時は緊張でそれどころじゃありません。ありますよね、この有名人に会いたい!って言ってて実際に会ったらたじろいじゃうやつ。

    とにかく敵を知らねば。固唾を飲んでまつたけとご対面します。
    すると…

    (ちっさ。)

    ちっさかったです。三センチくらい。うっすくて、質感もゴムみたいでした。

    「おおー!いや、まつたけ食べることなんて無いと思ってたよ!」

    それでも喜んでいる僕は止まりません。ああ、今思えばこの時から演技というものを自然と習得していたのかもしれません。冷静になればしいたけの方が勝っていることは目に見えている。しかし、喜んでいる僕を見せている場にとって、がっかりしている僕は不要なのです。ありますよね、間違ってるって分かってるのに突き進んでしまうとき…ふふ…

    止まれないのなら仕方ありません。僕はまつたけを箸でつまみました。

    ゆっくりと。
    大事にするように。(演技)
    こんなしあわせものいないぞ!?とでも言うような顔で。(演技)


    ああ、口に入った!


    「どう?」


    「…んんふふー。(苦笑)」

    子供の僕には、まだそれほどの演技力は無かったようです。


    その後、それよりもおいしいまつたけを食べましたが、それでも微妙な気持ちになってしまいます。
    あの時あんなに美味しそうだったまつたけ。
    パンクロッカーにまでなって愛を叫んでいたまつたけ。
    それが、そこまででも無かったのです。

    それから僕も少しは大人になり、綾小路きみまろのネタを鼻で笑ったり、あたしンちのまつたけ回に共感するようになるのでした。

    だけど、たまに子供向けアニメでまつたけ回を見ると、今でもしみじみします。
    言うなればメロン、キャビア、フォアグラと一緒です。
    あこがれの食材は、今でも子供に夢を与え続けてるんだなぁ。

    なんだかサンタさんみたいですね。(笑)

    あれ、そういえば…

    イブに大楽やって、オールで打ち上げして、次の日に片付けしてまたなんだかんだでオールする、季節イベントガン無視な公演があったような…

    はっ!

    12/21~24、中央大学多摩キャンパスで上演する「それは知らない」だ!

    というわけで、「それは知らない」、よろしくお願いいたします!

    昨日よりも長い!ごめんなさい!読んでくれて本当にありがとうございました!

    杉本ナイキ
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