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夏と二十歳と蝉の死体
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    こんにちは。夏の自主公演でエキストラと宣伝美術を務めます渡邉りょうです!

    あ、そういえば今日私たちがよく稽古している地下ホ付近の道路にある外灯に、セミの脱け殻が3つもくっついてました。いいね。

    一つ思い出したことがあるので今回のブログでは夏の虫の話をします。虫が駄目な人はこのページを閉じてネコチャアアン(大声)の画像を見に行ってください。


    さて、渡邉は粘液出てたり刺したりしなければ基本的に虫は大丈夫です。でも小さい頃のちょっと嫌な虫の思い出があります。

    場所は公園。ふと目を上げるとすぐ眼前の木の枝になにかぶら下がっていました。逆光でよく見えなかったのですが、どうやらセミの脱け殻のようで。当時も今と変わらぬ習性を持っていた私はもちろん手を伸ばします。

    しかし掴む寸前で気づきました。

    そいつが予想よりずいぶん生々しい質感であることに。脱け殻にしては形がちょっとおかしいことに。


    それは脱け殻ではなくセミそのものでした。割れた背中から半分だけ体を出している、灰緑色のセミの死体でした。

    その日の朝、羽化するための繊細な機能のどこかに支障をきたし、途中で死んでしまったようです。夏の熱気に蒸され腐りかけの濁った目に、小さな蟻がたかっていました。


    結構な至近距離でそれを見た感想は、嫌悪や気持ち悪さというより恐怖に近い、身の毛もよだつってやつでした。

    私の苦手な虫は


    羽化し損ねた幼虫

    孵化できなかった卵

    中身がどろどろのまま死んだ蛹


    変化の途中で死んだものは、その前後のそれの死体よりもおぞましい。


    だから私も変化の途中で死なないように頑張らないといけないなぁと思います。みんなどんどん羽化していくようで焦りを感じる毎日です。先日二十歳になったわけですが、十代の脱け殻にはまだまだ心がこびりついているようなので腐らないうちに成仏させたいところですね。

    そんなわけで蝉の声を聴きながら稽古に励む私たちのお芝居を是非見に来てください。

    ★★★★★★★★★★★★★★★★

    『自死を示唆するデペイズマン』脚本・演出 窪田ショウゴ


    @中央大学多摩キャンパス4号館イベントスペースNight(4201)

    8/29(木) 19:00

    8/30(金) 19:00

    8/31(土) 16:00

    9/1(日)   16:00

    公演時間60分、入場無料

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