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最近、ブランチを頂く事が多くなりました。
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    僕の名前は山田鯨太郎。今回の公演で役者と衣装を担当している。

    今からブログに書く事は、僕が実際に体験した、ちょっと不思議な出来事である。











    ある日の目覚めがとても最悪だった。






    まず、目を覚ますと、僕の目は朝日とは言い難い眩しさに襲われた。


    そして次に、背後に嫌な感覚が伝わってきた。何故か、背中、お尻、ふくらはぎ、が濡れている。


    「なんだ、これは?」


    寝起きの身体をゆっくりと起こし、周りを見渡してみると、水面がゆらりゆらりと揺れていた。


    「水? ここは湖か? なぜ!?」


    とりあえず寝ぼけているこの頭を覚まそうと、足元にゆっくりと流れている水で顔を洗った。

    そして、その勢いのまま立ち上がると、多摩中央公園と書かれた看板を認識する事が出来た。


    「多摩中央公園か…。全く、さては昨日、飲み過ぎてここで休憩していたら、いつの間にか寝てしまったんだな。」


    良い年にも関わらず、酔い潰れて外で寝てしまう自分に怒りを覚えつつも、今の自分の状況を理解出来た事で、心を落ち着かせている自分もいた。




    しかし、この時の僕はまだ、自分の置かれている状況を全然理解出来ていなかった。





    「やっと、起きたか。今何時だと思ってるんだ。」




    僕は突然何者かに話かけられた。

    しかし、辺りを見渡しても人の気配が無い。だが、僕は確実に何者かに話しかけられている。


    「おい、こっちだ!こっち!!」


    やはり、何者かに声をかけられている。




    恐る恐る、声のする方に目を向けると







    一羽の鳥がこちらに視線を向けていた。






    「休憩は終わりだ。ほら、やるぞ!」





    そう言い放ち、その鳥は空へと飛ぼうとした。








    しかし、その鳥はなかなか空へと飛ぶ事が出来なかった。







    いるだけで汗ばむくらいの直射日光を感じながら、その鳥の姿を見ている時に、僕は全てを理解する事が出来た。


























    あ、ひるか。

















    激しく揺れる水面には、白い翼が4翼、映っていた。








    ※この話はフィクションです。『ボンビクス・モリの回顧』、よろしくお願いいたします。

    【役者・衣装 山田鯨太郎】

    中大二劇2019年度卒業公演

    『ボンビクス・モリの回顧』

    脚本/演出  浦智之


    *日時

    35()18:30

          6()18:30

          7()13:00/18:30

          8()13:00/17:00


    *場所

    シアター風姿花伝


    *料金

    前売り…800

    当日…1000

    | 中大二劇 | ボンビクス・モリの回顧 | comments(0) | - | - |
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